生理の後の1週間って気分がいいけど、どうしてかはあまり考えたことがない。学校でホルモンの話は聞いたことがあるような気がするけど。
○女性ホルモンは2種類あるのだが、それは知っているかな?
エストロゲンは知っている。もうひとつの名前はわからないな。
○プロゲステロン(黄体ホルモン)というんだよ。エストロゲン(卵胞ホルモン)は美容のホルモンといわれるもので、女性らしいボディーラインを作り、コラーゲンを増やして肌をつやつやにする働きもある健康なダイエットには大切なもだ。プロゲステロンは妊娠サポートホルモンともいわれていて、体温を上げる、水分を体内に保持する、食欲を増進するなどの働きがあるんだ。
うっ。水分保持って、むくみやすいってことでしょ?
○まあまあ、両方のホルモンがしっかり分泌されてリズムを作ることで、若さと健康を保っていられるのだからね。生理中に成熟し始めた卵胞がエストロゲンを分泌して、排卵まで1週間の体調が最高潮になるんだよ。だからこの時期にダイエットを始めると、むくみも解消されて効果も出やすいのさ。「さあ、頑張って続けよう」というやる気も出てくる時期だね。
わかるわかる。でも、黄体ホルモンが出る時期になると、むくみやすくなったり、イライラしたり、やけ食いをしたくなつたりするのよ。ダイエットの強敵ね。
○そうだね。肩凝り、吹き出物、腰痛などの症状が出る人もいて大変だ。でも、この時期にやけ食いをすると脂肪になりやすいから注意をしてね。女性の体はこの時期、妊娠に備えて動いているから、栄養の吸収もよくなる.この時期にリラックスして上手に食べ方をコントロールできれば、生理が終わったときにストンと体重が落ち自然なダイエットになるる確率が高くなるんだよ。
○エストロゲン(卵胞ホルモン)は美容ホルモンである
○プロゲステロン(黄体ホルモン)は体温の上昇と食欲増進、水分滞留のホルモンである
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